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こみせ再生 [INFORMATION]

この記事は呪われているのか、誰かが出すな!つってるのか。
BLOGやって、5年ぐらい経つのに書いては消えたり、保存を失敗されたりなど。
のべ時間8時間ぐらいかかりました・・・・・・。
人生でこんなにかかったBLOG記事は初めてです(涙

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松の湯が動き出しました。

ボクが感じ考えた松の湯とは、違う場所から、違う方向へです。

松の湯に腰かけて。
松の湯で煙草を吸ったり、ボケーとするのが好きでした。

机上の空論ではなく。
黒石の可能性を最大限に昇華できるものになることを、
心よりお祈り申し上げます。

ここに置くのは、個人的に考え続けた「松の湯再生」の話です。
誰かへの意見ではありません。
ボクがこのBSCで松の湯のことを書くのは、これで最後になると思います。
故、今考えうるすべてを書きます。

ボクは黒石出身者ではありませんが、黒石に幾度も訪れ、考え。
言葉に出来ない感情を持っています。
必死で考えたものです、具体的なものです。

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【主眼】
松の湯自身も税金を投入されています。
http://www.net.pref.aomori.jp/kuroishi/Administrative_Info/Image/Ad_Zaisei_Bud_H22.pdf

文化財保護費21,525千円なのかな?
詳細はわかりません。

早期健全化団体である以上、税金投入された事業はお金にしなくてはいけない。
という主眼です。

松の湯自身も自活力を高め、ブランドを作っていくべき。
「松の湯にしか出来ないこと」、松の湯だから発信できることを挑戦的に無計画に行わない。
必ず、採算を考えた上での挑戦をしていく。

すべてに言えることですが、黒石に縛られる必要はない。
津軽、広く青森も含めてという度量があってもいいと想う。

こみせ駅とは1つも機能を重複しない。

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【目的】
(1)黒石に点在する観光資源の統括及び情報提供の拠点

(2)若い工人・農家など黒石に生きる若者が、ビジネスチャンス及び、
 創作活動の発表を通じて、新たな黒石の魅力の紹介をする。

(3)旧黒石市民の望郷の気持ちと現在の市民の橋渡し

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【活動内容】
(1)黒石に点在する観光資源の統括及び情報提供の拠点

①松の湯は、その観光資源の情報提供を行い、他の観光資源と重複した事業を
 極力行わない。
 (足湯、やきそば・つゆやきそばの販売、こけしに関係するWSなど)
 
②行わないことで、他の観光資源を紹介する。
  ※以前高校生のモデル事業で「黒石探訪」ってあったけど、あれって結局 
   内容がわからなかったけれど、凄く新鮮でいいと想ったんですがね。
 他の観光資源を紹介・発掘することで、換気を良くしサービスの向上の監視などを行う。
 
 既存の観光資源に捉われず、様々なプランを考えて
 追々、松の湯から始まるBUS TOURを計画してもいい。
 (岩木遠足が良例だと想う)
 黒石の観光資源は、点在で交通の便が極めて悪い。
 それをクリアしなければいけない。

 地元のタクシー会社との提携もあっていい。

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(2)若い工人・農家など黒石に生きる若者が、ビジネスチャンス及び、
 創作活動の発表を通じて、新たな黒石の魅力の紹介をする。

★観光客の望むものは、日常からの逃避から欲する、
 非現実感とドキドキ感。
 
 それを満たすものでなければいけないのに、
 得てして受け入れ側は虚飾や誇張がちになってしまう。

 ありのままとそのままでいいのに。
 余計なこと(都会化や現代化)をあえて避けるのは、伝統的建造物群「こみせ」なのだから。

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①食育
 黒石の農作物は非常に優れている。
 その優れた農作物を作る若人にスポットを当てて。
 新たな形を模索する。

★従姉妹が、上京時。
 納豆がひきわりじゃないことに驚いたと話していました。
 多くの黒石の人は、黒石を出てそのことに驚いたはず。

 そういう部分に、観光の。
 黒石の特異性だったり良い部分があるのだと思います。

 先日黒石に行き、妻が美味!と絶賛した黒石納豆。
 (これひきわりじゃない。)スーパーにも売っていますが、比較的高価です。
 しかしながら、地元でしか買えない味。

 観光の多くのヒントは普段の生活。スーパーに多くあるものだと思います。

★今回も赴きましたが、ヒントは「葛西おかず屋」
 妻と訪れましたが。
 その店の雰囲気、人柄、メニュー。
 完全に地元の総菜屋。
 でも、海のイメージのない黒石で、青森の海産といわれるより、
 郷土料理の勇ましさと言ったら、最高でした。

 色々食しましたが、すべてがファンタスティックです。
 甘い巻きすしやおいなりさん。あれを喰うのもまた良き旅の思い出。 
 小さい頃は、トマトに砂糖かけて喰わされたし。

 そういう田舎風土を紹介、体感すべき。
 またその価値がある。

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②食堂・レストランの開設
 黒石(食堂orレストラン)

★定食の作成。
 メニューは3つ程度でいい。納豆定食、生姜味噌定食、日替わりみたいな
 米、味噌汁、小皿が3つ4つとかで500円とか。

 惣菜は、日替わりつっても無くなったら順次チェンジ。
 幾つかつくってこの5つの中から3つ選んででもいい。
 (みずの煮物、なすしょうがみそ、生姜みそおでん、などの郷土的なもの)

★忙しい人や地元の方には、簡単に。
 弁当にして販売すればいい。
 総菜屋としての機能でもいい。

 いいじゃん、これも喰え!ってとうもろこし貰っても(笑
 おまけとかつけられてさ。
 そんなイメージだわね。

★材料はすべて地元で農家の青年部など若い人から直接仕入れる。
 農家から美味しい食べ方を聞く。
 農家自身が調理をした状態で提供してもいい。
 
 顔が見える。
 壁には、今日の農作物の生産者の写真でもいれて。
 美味しかったら産直で送ります!と通販。
 ビジネスチャンスにしてもいい。

 農家から買うことで、旬を気にしながら、
 四季美味しいものが食べられる。
 リンゴもそうだが、季節と旬、そして風土を大切にしたものにする。

★地元でないものは、緑の麺のラーメンとか刺激的だったな。
 貝味噌焼きやイカメンチもここになるのか?
 それは津軽(食堂orレストラン)と少し趣向を変えればいい。

★雇用の創生
 地元のおがっちゃを雇い、自宅で惣菜を作ってもらえば、
 もりつけるだけでスタッフはいい。
 最低限のスタッフで賄えるようなシステムの中で行う。
 「今日のおがっちゃ」みたいので、写真を貼ってもいいじゃないか。
 地元の人は、この人の味はちょっと違うなーとか。
 そんな声が聞こえてくるような(笑

 米は津軽ロマンがあるし、味噌汁もすまし汁もとても美味い!

※自宅も農家も、保健所の衛生問題などはわからないが・・・。

★様々な惣菜を紹介、提供していきながら、今日のレシピと提供してもいい。
 そして、蓄積されれば、松の湯レシピとして、出版してもいいし、
 BLOGで紹介してもいい。

 郷土料理の多くは、非常にヘルシーだと想う。
 肉は多様されてないし、健康志向にもいいのではないか?と想う。

★惣菜であることにより、松の湯でBEERや地酒を飲みながら、惣菜をつまみに。
 なんていうのもいい(笑

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③直売所は、正直観光客には不親切。
 東京から来た。調理する場所がない.
いかに美味しい野菜でも安くても、買わないと思います。持ち帰るのが手間だからです。

 少しの工夫。
 とうもろこしもゆでて売ってみれば?
 スイカもカットして売ってみれば?ってことです。
 スイカだって、4分の1くっても、小さくしても300円にすれば、
 面白いじゃないですか、志村けんみたいに食べたい人もいれば、
 少しでいい人もいる。でも値段は同じ。
 
 種をこみせの軒下にバケツでも用意して、飛ばして。とでも書いておけばいい。
 とうもろこしも、そんな中に放り込んでおいてって。
 散れば掃除せぇって。ホウキとちりとりでも置いておけばいい。

 「田舎風情」ってヤツです。

 夏はこどもたちなどに八甲田の水でも使ってかき氷を
 振舞えばいい。

 とりたて、もぎたては魔法だと想う。
 食べたくなる。

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④黒石りんごを台頭させる
 娘の誕生内祝い。
 我が家はシャイニーの様々な品種の詰め合わせのリンゴジュースを
 贈ったのですが、非常に重宝されました。
 びっくりしたそうです。
 同じ林檎でもこんなにも違うんだと。

 せっかく銭湯なんだから、例の冷蔵庫にしこたま林檎ジュースを。
 松の湯「林檎ジュースBAR」にすればいい。
 
 大人には先に出たNPOのリンゴシードルでもいいじゃない。

 リンゴジュースコンペもすればいいじゃない。人気投票。
 売り上げ1位を決めてしまえば。(平戸のロイヤルも入れてね(笑))

 林檎のシーズンになれば、まさかの林檎生絞りジュースとか。
 目の前でブッシューって。

 のみくらべSET、利き酒みたいで楽しいよね。
 いざとなれば、利き林檎大会でもやればいいんじゃない?(笑

 それもまた、若い人が奮闘するリンゴ農家を巻き込んでやればいい。
 リンゴ農家は、僕らが想像もしない可能性とアイディアを持っていると想う。
 先日YAHOOニュースでも見たが、りんごワインの特区の話についても、
 素晴らしい未来の1つの扉が開いた感じがする。

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(3)旧黒石市民の望郷の気持ちと現在の市民の橋渡し

★芸術励行
 月に一度コンペを行い、展示や作品紹介の採用者を募る。
 県外で地道に活動する黒石出身の作家さんに主にスポットをあてる。
 (美術館にチラシをおいてもいいのでは?)

 無論市民の工芸に携わる者などにも。(こぎん、民芸、津軽凧、ねぷた絵など)
芸術の刺激は、子どもたちにも多分に広がる。
 それが県外で頑張るとなったとしても。

 展示・販売を行う。
 良作については。継続して松の湯で取り扱いを行う。
 STABLESもそうだったが、観光客が見込めるときには、
 推薦する作品を取り扱う手段は最高に良い。
 また松の湯が共作してもいい。

 展示会にあたり、松の湯サポートとして、
 参加費や販売マージンを取ればいいわけだし、
 それに応じた部分で、作者が販売すればいい。

こみせ駅など物産館などの土産として
 相当量卸してる人や会社のモノは取り扱わない。自活力の一環。

★芸術励行の中で、黒石土産物コンペでもいい。
 優れた土産物は、松の湯から発信すればいい。通販も含めて。

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★繰り返す中で、松の湯にしか出来ない空気が、
 様々な作家が綺麗に包んでくれて。
 且つ、観光客はそれに痺れる部分があると想う。
 既に建造物として優れているのだから。

 ボクのTシャツを作ってくれているイラストレーターは弘前出身で。

 彼は、自分のやっていることを地元に見せる機会にもなるかな?と話してくれた。
 ボクもそういう機会に噛めて嬉しかったし、
 そういう人がたくさんいると想う。

 そういう人が故郷に錦を敷居低く凱旋できる場所にすれば、
 また黒石に募る想いが少なからずあるのではないか?と。
 だって故郷は1つなのだから。

 そこから黒石を出た人のネットワークの構築をしていく。

 郷土料理だって、黒石に住んでた人がそれを見て、懐かしく思い、
 作ってもらえればいいし、またそれを宣伝してもらいトラックバックや
 BLOG記事にしてもらえば、郷土料理の普及にも繋がる。

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地場地産をどうするか?
地元の優れたものを、強く発信しつづける為にはどうするのか?

松の湯というシンボルの存在は、それを強く発信できる能力があるのだと
想います。
個人的には、TWITTERはネットワークにはいいけれど、
発信能力、それも温度のある発信能力は低いと考えています。

少しでも多くの人に感じてもらえるように。
高校生のビジネスプラン見ても、
「黒石と関係ないじゃん。」みたいのありますよね(苦笑)

地元の掘り起こしを諦めるの早いし、
地元が求めるものと、観光客が求めるものが違うこともあるけど。
それでも、前を向かなくてはいけない。

誰かの足を引っ張るんではなくて。

農家と農家を結びながら、何が生まれるかの結合を
模索してもいいんじゃないかって。

やきそばの普及に尽力されてる方がおられて。
その波にのって。
じゃぁ右も左も皆、やきそば!じゃなくて。

既存の踏襲される地元のものをどこまで、有効に使えるか。

そういう冒険と伝統の構築の中で、惣菜屋は優れてると想います(笑)
地元の人も食える。
観光客も興味本位で手を出せる。

あのとうもろこしでコーンコロッケなんてくったら。
あのぶってぇアスパラとなんかキノコ炒めたら、
奇跡の美味さじゃないか?!とか。

ここでしか喰えない、ここでしか逢えない、買えない魅力を
創出しなくてはいけない!!!

若い人間の半端のないアイディアやフットワークを支援するまたは、
後押しする鍵として松の湯は機能しなくてはいけない。

長くなりましたが。
こんなことを考えていました。

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簡単に諦めてほしくないし、
答えるほうも簡単に書かないでほしい。

答えになってないものがたくさんある。

机上の空論なら幾らでも出来る。
今のボクのように。コストも考えずにね。

でも黒石の温度を知る人間が、
些細なアイディアを出せるようなネットワークが薄い中で。
いたずらに経費だけがかかってしまうことだけは、
本当に本当に、避けてほしいと想います。

総菜屋は正直、ボクにでも出来る。
でも文化発信や、既存の観光資源の点から線にするのは、
1つの店舗で賄えるものじゃない。
官民一体で行うものだと考えます。

本当は書きたいことは沢山あります。
抑えた方です(笑

これでお仕舞にします。

長々と読んでくださった方、ありがとうございました。




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故郷を憂う商業施設Pより

貴方の意見は参考にし実行は無理ですね。そもそも黒石いや津軽衆は
見た目にこだわり、公務員に従い、肩書きにひれ伏す人種である。
自ら動くのは、ほとんどしないし、したくないのです。外圧を与えても動かん
"中途半端な”じょっぱり”な土着民なのです。
先ず、商売がまるっきり出来ない・知らない店主の塊が黒石を牛耳る始末
です。この市政を根本的に変えられる人材投与が不可欠ですね。
こみせを含む地域開発及ぶ活性化の事業失敗は、もう20数年前に懲りた
はず、又同じこと繰り返してます。
早々にやるべき事は、黒石全体を破壊することから始まります。
交付金・補助金依存からの自立事業推進しない限りこの町に将来は無い
住民全ていや行政の一新と現状旧態の意識を変えてやら無いとね。

by 故郷を憂う商業施設Pより (2010-09-06 13:58) 

ルースターズ

>故郷を憂う商業施設P様
以前ここに来たのを覚えておりますか?
ボクは忘れません、いつもです。
そろそろ来てくださるのを楽しみにしていました(笑

こみせのコメントも見ました。
大枠は同じ考えです。
ただこのコメントについては、すべてを全否定せず、
ある特定の人間の気概はボクは大きく買っています。

でもその人間すらも、重宝されません。
ボクが松の湯でやりたかったことは正直、
カメレースじゃありません。

金にするという、汚いことです。
でも、一番大切なことだと想っていました。

松の湯から始まる、観光資源の整理と整備。
持ち腐れたものは、もうどうにもならないと想います。

ボクができることをやっていくだけです。
規模は小さく、海に小さな波紋でも。
ボクはそれでもいいと想っています。
ただ少ない人数でも人生を変えられるぐらいに。
必ず貫く信念でいきます。

必ず、黒石に参りますので。

子どもたちに、ボクがあげられるすべてを置いてくるつもりです。
by ルースターズ (2010-09-12 23:58) 

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